いくつになっても「美味しい」を諦めない。

「きざみ食」「ムース食」介護に携わる人なら聞いたことのある言葉だと思います。
これらの従来の介護食は味気なく、見た目も悪い。
しかし、他に選択肢がないから食べるしかない。
現在の介護現場の常識です。

しかし、プラスワングループのつくる介護食はそんな常識を壊します。
地場野菜、兵庫県産の食材を使用を積極的に使用し、職人が1つ1つ手作りした「ソフト食」です。

見た目も良し、味もよし、食べることが楽しみになる食事です。

プラスワングループ 「食」へのこだわり

兵庫県川西市を中心に介護事業を行っているプラスワングループ。

老人ホームの運営や、訪問介護、介護食の製造販売等々、地域の高齢者を支える事業を幅広く行っている。


この企業、並々ならぬ「食」へのこだわりを持っている。

 


食へのこだわりは約25年前、創業者である古賀和代の介護ボランティアでの経験がある。
当時主流であった画一的な集団介護の中、家族との断絶、社会からの疎外感、耐え難い淋しさを訴える方。
そして、「食べきれず残った料理。その料理を申し訳なさそうに見る高齢者の眼差し」を目の当りにしたことより始まった。


以来、「集団の画一的な介護」から「個人に寄添い尊重した介護」を法人理念として、
高齢者の暮らしを総合的に支える事業をスタートした。

まず取り組んだのはヘルパーの家事援助での声掛けの徹底。

食事なら買い物をして料理を作ればいいものではない。
人はひとりひとり歩んできた人生が異なる。それと同様に「食」に対しては百人百様で一人ひとり全然違う。

プラスワングループでは、家事援助は相手の希望を丁寧に聞くことから始まる。
「煮物の味付けは甘めか辛めか。」「魚は表と裏どちらから焼くか」 etc…。
その人の人生に寄添い、理解し食事を提供することから始まった。

また、約15年前から老人ホームの運営を始めてからは定員120名の大規模施設ながら
季節感あふれる食事提供を心掛けている。
また、地元の農家さんと協力し地域農産物を積極的に活用している。
「食」は食べて終わりではない。
食材を生産する地域の生産者さんや、小売店等と協力し合うことで初めて食事が完成する。

そして令和に入り、プラスワングループの「食」へのこだわりは急速凍結という
最新の技術を取り入れた新たなフェーズに入った。


介護業界は慢性的な人不足である。
しかし食事は毎日・3食を提供し続ける必要があり人員確保やコスト負担が課題となっている。
しかし、農水省や厚労省の主導のもと、介護食の衛生管理の強化、介護者個々に応じた介護食の導入、
地域食材の活用等の指導強化や最低賃金の値上がり、食材費の高騰等様々な逆風がある。


このような状況では、食事提供のコスト負担により介護施設の運営そのものも厳しくなってしまう危機感を感じた。
地域福祉環境の維持・発展のために簡単調理で美味しい介護食の必要性を感じ
「急速凍結」を活用した新たな食事提供方法を立案・実施した。

そして、プラスワングループで立案した「急速凍結」介護食を
在宅介護の現場でも活用できるよう本ネットショッピングを開設した。